イージス・アショア配備計画 および 
DSレーダー建設をめぐる 動向

2019年

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ただいま工事中

・2018.10 適地調査について地元住民説明会の開催
・2018.11〜2019.3 適地調査の実施
・2019.3 「反対する阿武町民の会」が結成され,5月中旬に会員数が町の有権者の55%に
・2019.5.24 阿武町長花田氏は防衛省を訪れ,少子高齢化が進む中で移住者受け入れ策で人口減少に
     歯止めをかけるなど一定の成果をあげており,イージス・アショア基地建設は阻害要因となって
     町の存亡に関わる危機である,と計画の撤回を訴えた.
・2019.5.28 防衛省は山口県庁で県知事、萩市長、阿武町長に調査結果を説明
 〜2019.6  調査結果の地元報告
  あきらかにされたイージス・アショアの具体像
  ・むつみ演習場の中央部の標高530m付近にレーダー施設をおき,通常は北西〜北に電波を出すが,
   弾道ミサイルの発射が探知されると全方位にわたって追尾する.
  ・VLS(迎撃ミサイル垂直発射装置)3基,火薬庫,隊庁舎等を隣接して置く.
  ・レーダー電波の住民への直接的影響は軽微と評価;周辺のヘリポートは制限が必要だが,
   ドクターヘリや防災ヘリで必要となれば電波を停止する措置を取る.
  ・北〜西の上空の定期航空路の飛行機には影響を与えない(電磁耐性基準以下).
  ・基地建設による地下水や周辺農業用水への影響は生じさせない措置を取る.
  ・迎撃ミサイルのブースター(一段目ロケット)は演習場内の区域に落下させる計画.
  ・基地警備を含め,自衛隊員約250名を配置する.
    報告書は住民への影響はないと言うが,電波吸収壁が設置されないと電子機器への影響が起こる可能性,
  特に臨時ヘリポートは飛行制限区域に入るという内容である.
  さらに地下水への影響調査も詳細は示されておらず,影響がないという主張の検証は困難
  ブースター落下区域も無理やり演習場内に設定しているだけで,そこに落下できる保証はない.
・2019.6 住民の反対の主要な論点
  @施設が攻撃目標になり周辺住民が危険にさらされるおそれを生じ,町の発展の阻害要因となる
  A強力なレーダー電波が住民の健康や生活に影響を与えるのではないか
  B工事や基地建設・運用で周辺の水環境に影響が出るのではないか
  Cブースターが周辺集落に落下する危険がある,等
・2019.6 防衛省の資料で付近の高台の標高に誤りが見つかる
・2019.6.14 知事、萩市長、阿武町長の連名で防衛省に質問
・2019.8.28 防衛省はむつみの現地調査の一部のやり直しを通告
・2019.8.28 山陽小野田市でDSレーダーのための工事開始に向け地元説明会
・2019.12.17 防衛省がむつみ「再調査の結果を踏まえた再説明」資料を公表
・2019.12下旬にかけて地元説明会を開催

2020年
・2020.1.22 萩市が「萩市イージス・アショア配備計画適地調査等検証有識者会議」を設置すると発表
・2020.1.27 「萩市イージス・アショア配備計画適地調査等検証有識者会議」第1回が開催、冒頭を除き非公開
・2020.2.13 イージス・アショア配備を考える山口の科学者が萩市長へ申入
・2010.2.14 同上申し入れ内容を記者発表し、山口県知事と阿武町長にも申入
・2020.2.19 萩市の検証有識者会議の第1回議事録が発言者匿名で公表される
    萩市役所ホームページ  防衛省資料にもリンク
     

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