イージス・アショア関係のまとめ 

Update=2020/12/20    Ver=2019/1/2

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「計画中止に追い込まれたイージス・アショアと山口県の地元のたたかい」
JSA第23回総合学術研究集会(2020/12/5) 予稿

「住民・市民の熱き思いと科学の力でイージス・アショア配備計画を撤回させた」 この総括文書のパスワードはJSA山口支部事務局までお問い合わせ下さい

萩市むつみへのイージス・アショア配備をめぐる経過のまとめ

2020年6月11日 イージス リーフレット 
イージス・アショア配備を考える山口の科学者が「裏山にイージス・アショアがやってくる!?
〜レー-ダー・ミサイル基地設置の影響と影響と問題点〜」
を発行

2020年3月24日 萩市長への要請文 
萩市イージス・アショア配備計画適地調査等検証有識者会議 山田 正 委員の「第三者性」の再検討を要請します

イージス・アショアの
配備を考える
山口の科学者

2020/2/14 記者発表の記録 (増補版)

2020/2/13 萩市長への申し入れ文書

2020/2/12 イージス・アショア設置計画の諸問題


2019年 動向まとめ 

19/11/25 「イージス・アショア入門」 山口大学退職者の会 寄稿

19/8/17 「イージス・アショアを考える」 第22回 山口・平和のための戦争展 2019

19/8/9 「イージス・アショアとは」 山口折鶴の会 平和トークのつどい

19/7/28 「陸上イージスとDSレーダー」 原水爆禁止2019年世界平和大会・科学者集会in福岡
     講演の記録

19/7/14 「イージス・アショアのレーダーのP,G,Dの推定」 憂慮する山口の科学者

19/7/6 「イージス・アショアのレーダー電波の拡がりと仰角」 憂慮する山口の科学者

19/6/15 イージス・アショアレーダーのメインビームの 拡がり角度の考察

19/6/14 迎撃ミサイルSM3のブースターMK75 落下場所の再考

19/6/8 緊急学習会 「イージス・アショアの配備について」を学習し、検証項目を整理する 
萩・明倫学舎2階・展示映像室にて  約30名 レーダー電波レジメ プレゼン:サイズオーバーで閲覧不能

19/3/30 学習会「陸自対空レーダーを用いた実測調査の細部要領」への批判」  サイズオーバーで閲覧不能
萩・明倫学舎2階・展示映像室にて 約30名

19/3/3 千坂 純「何のためのイージス・アショア」講演会が開催されました

詳細は外部のサイト
   講演レジメ 


11/18 YU学び舎 立山氏の問題提起「不思議な話 − 誰から何を守るのか分からないミサイル防衛」 

10/20 イージスの迎撃ミサイルSM−3のブースターMK75落下場所予測 

9/30 ミサイル基地をつくらせない集会 講演資料 阿武町 のうそんセンター

「日本の科学者」2018年11月号、談話室 原稿 「陸上イージスは何のため  (2018/8/20投稿)

安保法制の廃止をめざす山口大学関係者の会  (2018/7/4 記者会見発表)
 声明 「イージス・アショア」の陸上自衛隊むつみ演習場配置に反対する

毎日新聞の記事 2018/7/6山口版
朝日新聞の記事 2018/7/7山口版

イージス・アショアについて 学習会を報ずる新聞記事  (2018/5/19)

陸上自衛隊むつみ演習場周辺 視察記  (2018/4/30)

 北からの弾道ミサイルの脅威に対抗するためとして、政府は米国よりイージス・アショアのシステムを2基導入することを 2017年12月に閣議決定した。
 報道によれば、政府は地元の電波障害などの懸念を軽減するため、十分な敷地面積を確保できる陸上自衛隊の既存施設の中から、 新屋(あらや)演習場(秋田市)、むつみ演習場(山口県萩市)の2カ所を有力候補地として選んだという。
 昭和20年代の朝鮮戦争当時に、秋吉台演習地が反対運動で頓挫した後、政府は萩市むつみ地区(平成の合併前の阿武郡むつみ村、 更に遡れば、高俣村高佐上)の東台の一部200haを買い上げて、陸上自衛隊のむつみ演習場となっている。 隣接する西台は阿武町福賀地区の住民の反対が強く、演習場を免れた。
  赤く塗ってあるのが演習場(マピオン地図を加工)
 山口市からむつみ演習場は北北西に36kmの、標高300〜600mの高原地帯であり、国道から離れているので、なじみが薄い。 そこで、現地がどんなところか、実地に訪れることにした。
 当日(4/30)は好天に恵まれ、4台の自家用車に分乗して演習場周辺を周回し、ついでに阿武火山群が数十万年前に形成した 自然を堪能した。西台も近隣に10以上ある〇〇台と呼ばれている台地も、形成された溶岩台地が風化した高原である。

2018-10-26 一部修正補筆

 〇 演習場内には数棟の平屋の簡素な建屋があるだけだが、フェンスに立ち入り禁止の看板がある。
 〇 西北西1kmには埋もれ木の郷で有名な宇生賀の圃場が拡がる。ここは小さな火山が流れをせき止めて土砂が堆積された盆地。
 〇 大根生産で有名な南西5kmの千石台も昭和26年に自衛隊演習場の候補となったという。
 〇 北北東5kmにはイラオ山の噴火堆積層が林道脇で展示されている。
 〇 北東9kmにはイラオ山の溶岩流が冷え固まって出来た柱状節理の畳ヶ淵がある。
 〇 畳ヶ淵から北に田万川沿って5kmの上小川には「東洋美人」の酒蔵があり、その途中には奇岩の龍鱗郷がある。
 ・ 演習場の東16kmは津和野、北15kmは須佐、西13kmは奈古、西南西21kmは萩である。


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Original Version=2017/2/5